北京冬季五輪の開幕に伴い、中国最北に位置する黒竜江省のウインタースポーツがますます盛り上がりを見せている。
第1回全国氷上競技大会の開催から、中国初となる冬季競技の世界選手権優勝、毎年1千万人のウインタースポーツ参加まで、中国で最も早くからウインタースポーツを展開してきた省の一つとして、同省はウインタースポーツの発展を絶えず推進し、北京冬季五輪を支えている。
中国がこれまで冬季五輪で獲得した13個の金メダルのうち、8個を同省で育成された選手が獲得しているほか、ショートトラックスピードスケートリレーの金メダルに主力として貢献した王濛(おう・もう)選手も同省の出身。同省は「青少年100万人を氷雪へ」イベントを40年以上続けており、各世代の若者のウインタースポーツへの情熱をかき立て、中国のウインタースポーツ発展のために多くの人材を育ててきた。